経営

2001年9月11日、俺はプノンペンに住みはじめておよそ1週間が経過していた。

間借りさせていただいていたロコモ社(前の前の社屋)の一室に琢磨さんが入ってきた。 「廣田さん。大変なことが起こってしまいましたwww」ホテルでテレビのカミカゼ映像に見入る白人たち。 カフェでテレビのボクシングに見入るカンボジア人たち。あれで日本…

お客に責任をどこまで押しつけるかのさじ加減。

ちょっとした打ち合わせで初めてバン=ケーンコーンの某レストランへ行ってきました。 店員のほとんどがベトナム系の顔立ちだったのがすごく印象的でした。 店構えや内装はさすがウン千万円(?)かけただけのことはあります。注文時、自分で焼き焼きするラン…

大卒がウチを辞めまくる理由。

大学での専門が会社で活きるのはひと握りのひとたち。 だから最初払う給料は能力に対してですらない。 期待に給料払うのだ。そこをきちんと最初に言っとかないと、 「能力ついたから給料上げろ」とか、 能力つかないやつが「なぜ給料下げるか」とか勘違い主…

日本人のあたりまえは必ずしもすぐには通用しません、というあたりまえのことがわからない人達。

外国に工場を建てたとき、 外国の下請けを使うとき、 あたかも外国人は日本人と同じように思考し、行動し、 日本人と同じように集団主義で、空気を読み、サービス残業し、過労死する、 かのように日本側から見えるインタフェースを提供する、 プログラミング…

今日もご飯が食えるのは、リーダーがすべて悪いおかげです。

みんな結局、誰かに決めてほしいのである。そうしてもしも勝てば、 「俺らがんばったもんね! 私らすごいもんね!」 しかし敗けたら 「アイツがあんなこと言ったせいだ…」 とブツクサ言うのだ。企業しかり、国家しかりである。日本では『ビジョナリ カンパニ…

日本人はいつになったら、無駄なお歳暮お中元を廃して、現金を贈りあえるのか。

11時にプノンペン市労働局の方々がご来社の予定。 数日前に、ご来社の由通知文が置かれていった。これはすなわちお金払えということ。 お金の暗示的名目は 「正規料金 + 手続きをすべて代行してくれる御礼 & 不備な点をフォローしてくれる御礼 & いつもお…

組織の成長が止まるのは、それについていけない古参社員の処遇を誤った時。

午後番ははっきり言って新人3人とも能力高い。 さっき目的のファイルへディレクトリツリーを迷いなくスパパパパpッターン! と移動されたのには正直感嘆した。 先輩達よもはや放逸の時は了れり、諸君は果てなく栄えてゆくらむこのカンボジアにぞ生まれたる…