2012-09-11 2001年9月11日、俺はプノンペンに住みはじめておよそ1週間が経過していた。 経営 間借りさせていただいていたロコモ社(前の前の社屋)の一室に琢磨さんが入ってきた。 「廣田さん。大変なことが起こってしまいましたwww」ホテルでテレビのカミカゼ映像に見入る白人たち。 カフェでテレビのボクシングに見入るカンボジア人たち。あれで日本から出る人は気分的に少し減ったんだろうな。 俺はギリギリ間に合った。世界は何が起こるかわからない。 あと一個の青信号を待っていたら、逆に他が赤信号になってしまうかもしれない。 だから決断はつねに「今」しかないんだ。