ああ日本人、このKY民族

北朝鮮レストランで統一しましょうという歌のときゲハハと笑ってる日本人、同じ日本人としてさすがに恥ずかしかったよ。
日本人は空気を読むと自称するけれど、海外出たら全然そんな能力ないことがよくわかる事例でした。
カンボジアに進出して「自分の考えで動かない社員たちになってしまうことだけは避けたい」と言っていたけれど、まずはあなたがそう心がけるべきだと思った。
他民族の気持ちがわからん奴は、カンボジアに進出してきたてたぶんうまくいかないよ。


空気よめよ!…世界の。



日本人がKY、というのはウソだ。あるいは、すごく狭い空気のみを読んでいるんだ。本当の空気はまるで読めてない。
日本人ほど、空気を読めない民族はない。
ああ日本人、このKY民族。


日曜のBarCamp Phnom Penhに、なぜかGoogleの社員さんが来ていて、質問に答えますというセッションをやっていた。
BarCampのいつものノリで手書きでセッション貼り付けてたんで、すんでで見逃すところだった。
ぐるぐるの人はやっぱすごいよ。
言ってる内容はまあ、ボクなんかの手に負えないから、紹介するのもったいない。
その場にいれたボクの心にしまっておく。
だけどひとつだけすごく伝えたいこと。それは
「相手がオフェンシブなときは、自分も、その議論しましょうという姿勢をきっちり受けて立つ」
というのがすんごいナチュラルにできてたのね、その人。それがすごいインプレッシブでした。


ついつい、グーグルの人だから、丁重に扱っちゃおうとするじゃない。日本人的アレだと。
でもカンボジアのエリートはそんなのない。容赦無かったよホント。
そんな質問を受けたとき、グーグルの人はどうしたか。
ははは…みたいに受け流すんではなかった。
身を乗り出して、その人のほうへ向かっていくんだ。


これは、一つには傾聴の姿勢でもある。
だけどもうひとつは、やっぱプリミティブな、対決の姿勢でもあると思うんだ。
もちろん、言辞はあくまでポライトですけどね。
その姿勢を男としては見せることで、きっちり、
「あなたのその姿勢をオレは重大視する。俺はそれを買う」
という対等議論の姿勢を示しているんだ。


日本人なら、そもそもそんな質問すること自体
「空気読めない」「KY」って言うだろう。
だけど、それじゃ議論にはならないんだ。
だから、空気読まず議論に積極的に持ってきてくれたあなたにありがとう、だから俺もその
「空気を読まない」という姿勢を共有するぜ、って姿勢をすごく感じた。


いわば、
「空気を読めない」という空気を読み呼応すること=「メタ空気」
とでもいうんでしょうか。


「空気」を読むだけなら誰でもできる。それは、端的に言って、すんません、人生をサボってることだよ皆さん。



お世話になった方が、マラリアで日本で死んだ。
今週。
たまたま日本に行ってたばっかりに、助からなかった。
日本じゃまともな診断も受けれないし、診断受けなきゃ薬も買えないっていう謎な決まりもあったから。
悔しいよ。


日本人は自分さえよけりゃいいんだと思う。
そりゃ日本国内じゃマラリアは根絶宣言されたかもしれない。
だけど世界から日本へ来る人のことは、じゃあガン無視ですか。
日本人ですら、たまたま日本でマラリア発症したら、あっけなく亡くなってしまった。



空気よめよ!…世界の。

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(追記)
こんな低レベルの追記したくないけど…、
オレ、朝鮮人でも韓国人でも在日コリアンとかでもないっすからね。
オレに会った方はわかるはず。
こんな毛深いわけないじゃん。
どう見ても縄文人です、本当にありがとうございました。
会津藩士ですからね、先祖は(自称)。アイヌだと思っています。
コリアン自称/他称したら彼らに笑われちゃうよ。