ベトナムビザを延長

 ベトナムビザを延長した。


 カンボジアで2日で取った、3ヶ月マルチビジネスビザ(3ヶ月数次商用査証)のシールが貼られた僕のパスポートを、会社の登記書類と一緒にダナン市公安出入境管理室(Phong quan ly xuat nhap canh cong an thanh pho Da nang、もうめんどいのでdiacritical marks略 ^^;;;)へ持っていったところ、
「いついつに取りに来い」
という紙切れをくれたので(5日後)、その日に取りに行ったところ、パスポートのビザシールのすぐ下の余白にハンコが押されていた。
「いついつまで滞在延長を許可する」(約3ヶ月。申請した滞在終了日まで)


 要は、厳密にいえば、ビザ(査証)が延長されたのではなく、滞在許可が延長されたという扱いだ(日本の法律でも両者は峻別される)。なるほどね。

 お値段は10米ドル。ベトナムドンに換算して185千ドルドンを現金で、支払いカウンターで支払い、その領収証とパスポートを引き換えた。といってもカウンター隣同士ですが。

 滞在期限「いついつ」がボールペンの走り書きで、めっちゃ改ざんできそうなんですが、いくらなんでも在留外国人に関する謄本(いつまでのビザを与えたとか)は国として管理してますよね?


 とは思うものの、3ヶ月前にタンソンニャットから入国したとき、いつもの習慣で入国審査ブース通ってすぐに念のためパスポートのスタンプを確認したところ、いやな予感が当たって案の定、3ヶ月ビザ貼ってるのに滞在許可を15日後の日付を書かれてたので(間違う可能性のあるとき、東南アジアの役人はまずまちがいなく間違う、の法則)、すぐその場で

「あのー、3ヶ月ビザなんですけど…」

と言ったら、こっちの人にありがちな重ね書き太字でゴリゴリと日付を変えてくれたのだが(二重線引いて上に書きなおしてくれよ…という日本の理工系教育受けた人間の心の叫びもむなしく。修正印とか押さないのかよ…という日本の常識なども通用しないままに)、どう見てもその修正とかをどっかに別途つけているふうではなかったので、やっぱり謄本の類はないのかもしれないベトナム…。パスポートに殴り書きされている滞在期限が正本っぽい。
 これを書き換えちゃえばいつまででも居れるんじゃないかな???(笑)お役人まねて上からゴリゴリと。

[2010.1.6訂正]
 「ドル」を「ドン」にこっそり修正島舌 ^^;;;;;