Unicodeクメール語フォントがカタロニア語と共存できない!
Windowsの言語バンドには、ルレサーミ語とかコンカニ語とか、聞いたこともないような名前の言語を追加することができるが、クメール語(カンボジア語)はその中にない。
似たような表記法のタイ語は選択肢にあるのに…。
これはクメール語のUnicodeコード表を最初に定義した人がとてもおりこうで、おかげでそのあとかなり長期にわたりカンカンガクガク揉めたことが原因となっていると思われる。
「脚M」は「M」を脚にして前の字にコバンザメしたものだよね〜。コードポイントも節約できるし、オレってcool!
ときたもんだ。こないだ書いたNFDと一緒で、
「だ」は「た」に濁点をつけたものだよね〜。別々のコードポイントつけたやつらどんだけー!
いやそりゃ理屈としてはそうなんだけど…。実装とか運用するほうの身にもなってくれよって話。
おかげでWindowsの選択肢にはクメール語がない。
クメール語Unicode入力システムの開発者は、サードパーティの哀しさで、名前がいちばん近い「カタロニア語」にむりやりクメール語キーボードを割り当てざるをえなかった。
カンボジアの国立情報通信技術開発機関(NIDA)の名を冠した、この最新鋭のクメール語標準入力システム
「Khmer Unicode Keyboard (NIDA 1.0)」。
でも画面でリストで出てくるのは
「カタロニア語 - Khmer Unicode Keyboard (NIDA 1.0)」wwww
民族的屈辱NIDA!
謝罪しるnidaーーー!!