カナディア銀行融資部長が230万ドル横領認める、カンボジア史上最大の銀行不正事件

カナディア銀行の顧客たちの口座から合計230万ドルを横領した疑いで、同銀行融資部長の女Yeth Sopeaktra(30)と、同銀行職員で融資部長の情夫Sun Saonin(33)と、融資部長の母Chak Kim Heng(59)と、共犯者Leng Suntryが先月30日に逮捕された件で、融資部長の弁護士Neang Hai氏は、融資部長が横領を認めたと8日火曜発表しました。
融資部長らはすでにプノンペン都裁判所に起訴されています。
警察の調べによると融資部長は、自分名義の偽のクレジットカード5枚をカナディア銀行で作成し、これをいかなる方法でかカナディア銀行の大顧客たちの口座に紐付けて、ATMで毎週10万ドルずつ、6ヶ月間にわたり引き出しつづけていたということです。
融資部長は3月に退職しています。
このカンボジア史上最大規模の銀行不正事件について、他の職員や顧客たちに知られることなくなぜこのようなことが可能であったのか、手口はいまだ明らかになっていません。
カナディア銀行のMichael Lor頭取はコメントを拒否しています。

http://www.cambodiadaily.com/news/former-manager-admits-stealing-2-3m-from-canadia-bank-44689/