「ILO来ても政府許可なければ工場に入れる義務なし」GMACが加盟企業に通知へ

労働法と国際労働標準に違反している工場の名前を来年1月から公表するとILOが発表したことについて、カンボジア縫製業協会(GMAC)は、ILOの抜き打ち査察が工場にやって来ても、政府所轄機関からの同行者あるいは査察受け入れ命令書を伴っていない場合には、査察を工場内へ入れる義務はなく、入れるかどうかは各工場の自由意志に任せられることとした旨、加盟企業に通知する方針を決定したと発表しました。
従来は、ILOの査察が来ればこれを工場に入れる義務がある旨、加盟企業に通知していたということです。
労働省ILOの発表に対し、工場の撤退につながり雇用情勢の悪化を招きかねないとして懸念を示しています。

http://www.voanews.com/content/un-labor-watchdog-to-publicize-failings-at-cambodian-garment-factories/1758187.html