野党救国党「デモの破壊行為は我が党と関係ない」

ソー=ケーン内相は昨日22日付で声明を発表し、先週の救国党のデモについて、「救国党は、平和なデモに関する法律と、プノンペン都庁との間の合意とに違反して、3日3晩続けて抗議集会を行い、かつ民主広場外のさまざまな場所で行進を行い、結果としてプノンペンの秩序と公衆安全をひどくおびやかし、ついには破壊活動を引き起こし、政府と民間の財物の破壊と、公務中の警察への敵対行為が発生した」と述べました。

また、デモによって通りすがりの29歳男性が死亡し、おおぜいが負傷した事態の再発を防ぐため、関係官庁はデマに未然に対抗するよう努めねばならないと述べました。

野党救国党の広報担当を務めるユム=ソヴァン議員は、同党のデモが政府と民間の財物の破壊を引き起こしたとのこの指摘に対し「それは事実ではない。我々は平和にデモを行なった」「我が党はいかなる財物をも破壊していない」と述べました。

3日間のデモで、ソーム=レアンシー党首は民主広場から数千人の支持者群衆を引き連れて川沿いを行進しました。この際、ウンナーローム寺付近では一部群衆がバリケードを破壊して警察に投げつけ、バリケードを川へ投げ込む事態となりました。また、群衆が店舗を破壊する様子を撮影した映像がFacebookでシェアされています。クバール=トノル陸橋では群衆が警察に投石を行い、警察を「ベトナムの警察」とののしったと、負傷した群衆の一人が語っています。

http://www.cambodiadaily.com/elections/interior-ministry-releases-its-account-of-monivong-bridge-clashes-42909/