政府報道官がジャカルタ ポスト紙に反論「外国に介入されず首相を民主的に選出することはカンボジアの国民の絶対的な権利」

インドネシアジャカルタ ポスト紙が先月25日付で掲載したカンボジアに関する解説記事に対して、カンボジア政府のクイ=クオン報道官はザ ネイション紙に反論を投稿し、今日3日未明掲載されました。
報道官は、この解説記事がカンボジアの選挙を「ソープ オペラ」と呼んだことに対し、無礼かつ大いなる侮辱であると述べ、その理由として、40,142人のカンボジア人と291人の外国人の選挙監視人が今回の選挙を監視するために登録されていることを指摘しています。
報道官は、インドネシアがかつてカンボジアの和平プロセスで果たした役割が1991年のパリ平和協定につながったことを認めつつも、これによってカンボジアに完全な平和はもたらされなかったと指摘し、政治的・軍事的存在としてのクメール ルージュが1998年に消滅したのはフン=セン首相の戦略によるものであり、これによってはじめて平和と国民の和解・統合が達成されたと述べています。
また、インドネシアカンボジア民主化に寄与するべきだとする論者に対して、報道官は、ASEAN憲章を読むよう求めるとともに、フン=セン首相は民主的に選出されており、外国に介入されず首相を選出することはカンボジアの国民の絶対的な権利であると述べました。

http://www.nationmultimedia.com/opinion/Cambodia-needs-no-help-with-elections-30211741.html