人民党は救国党と合同で協議ワーキンググループを設置したとフン=セン首相

フン=セン首相は今日31日15時45分スタン=ミアンチェイ新橋の建設現場を視察に訪れ、人民党は野党と合同で協議ワーキンググループを設置したと、集まった記者団に述べました。
協議ワーキンググループには人民党からソー=ケーン内相・ソック=アーン副首相・サーイ=チュム上院第一副議長が所属し、救国党のサーム=レアンシー党首・カム=ソカー副党首と国会運営について協議を行なっていくとしています。
また、Facebook上に自分がすでに国外脱出したとか、軍が自分を拘束するために邸を取り囲んだなどの噂があるが、事実ではないと否定しました。
また、なんぴとたりとも自分から首相の地位を奪うことはできない、なぜなら人民党はすでに第五期マンデートの首相候補は自分ひとりだけだと決定したからだと述べました。
選挙結果について問われると首相は「誰が勝ったか、誰が敗けたかは重要ではない、重要なのは国を崩壊させないことだ」と応えました。
救国党が人民党などと合同で設立することを提案した独立の不正選挙調査委員会については、人民党はこれを拒絶していましたが、国会運営について協議を行う合同ワーキンググループの設置を首相みずから発表する攻勢に出たことで、今度は救国党側の反応が注視される状況となってきました。

http://www.cen.com.kh/localnews/show_detail/19?token=N2E5NGRjNT

また首相は、自由かつ校正な選挙のために、国際社会や各政党・選挙管理委員会が、日曜の投票について調査することを歓迎すると述べるとともに、「人民党は救国党と対話する開かれた心を持っている」と語りました。

http://www.phnompenhpost.com/national/hun-sen-welcomes-international-election-investigation

http://ruom.photoshelter.com/gallery/31-07-2013-First-Public-appearance-of-PM-Hun-Sen/G0000umbsnXLpBBI/C0000TIqZIfWT_0g

http://www.thomascristofoletti.com/first-public-appearance-of-cambodian-pm-hun-sen-after-the-elections/

またフン=セン首相は、自分は現在父の喪に服しているので、それが開けたらレアンシー氏と話しあうことにオープンであると述べました。ただ、服喪期間がどの程度続くのかについては言及しませんでした。それが開けるまではレアンシー氏はソー=ケーン内相・ソック=アーン副首相・サーイ=チュム上院議長代理と話し合うことができるだろうと首相は述べました。
「状況が重大になれば、私も話す時間を割こう」と首相は付け加えました。

http://www.cambodiadaily.com/elections/hun-sen-open-to-investigation-of-election-results-37831/

※サーイ=チュム氏の肩書が、「上院第一副議長」「上院議長代理」どちらが正しいかとっさに調べがつきませんでしたので、それぞれ原文に従っています。