サーム=レアンシー党首が米国大使と秘密会合。チア=シム上院議長が姿を現す。カエプ=チュテマー前プノンペン都知事(国会議員候補)が演説。ブン=ラニー首相夫人がおばちゃんたちからハグ・キスの嵐にあう

野党救国党のサーム=レアンシー党首は昨日金曜、米国大使館を訪問し、ウィリアム=トッド大使と非公開の会合を行いました。会合の内容について大使館のマッキントッシュ広報官は「大使がサーム=レアンシーと会合を持ったことは認めるが、私的会合であり内容は明かせない」としています。
同党首がカンボジアへの帰国を宣言した際、米国政府は強くこれを支持するとする声明を発表しています。


与党人民党は金曜朝からペッチ島に支持者を集め、そこへ、黒のミニバンに乗ったチア=シム上院議長が姿を現しました。「Facebook上で亡くなったという情報が流れていたので驚いた」と支持者は話しました。


ペッチ島では前プノンペン都知事で今次選挙に人民党から出馬しているカエプ=チュテマー氏が演説し
「我々は思考する党、実行する党、責任を負う党であります。嘘つきの、いかさまの、空手形ばかりの党ではないのであります」
と訴えました。


首相邸の前に集まった支持者たちの前に現れたブン=ラニー首相夫人は、支持者たちと握手を交わし、支持者たちの髪を抱いて親愛の情を表しましたが、それに応えて中年女性たちが首相夫人を取り囲んでハグし、キスを浴びせると、若干たじろぐ様子も見せたということです。

http://www.cambodiadaily.com/elections/thousands-rally-on-final-day-of-election-campaign-36961/