ブラックチャイナマンデーとポジショントーク

ブラックチャイナマンデーから一夜明けた火曜日、中国株関連のブログを見ると、「今日は弱含みでしたね」など、暴落を極力オブラートに包んだ書き方や、株は上下するものだとか、日本株にも同様のことがあるだとか、ポジショントークというものをみずから背負った、あるいは背負わされた人々の生における哀しさについて朝から考えこんでしまいました。


はたとひるがえって、カンボジアで人知れずブログやfbでの発信を続けている私には何かポジションがあるだろうか…?
と考えたときに、やはり私にもポジションはある。それは

というポジションであります。


とくに日本語による「情報を美しく、速く、多くのひとにお届けする」ことをミッションとするカンボジア大六では、日本語人材を雇用する他の企業・団体等と異なり、日本語そのものが最終製品となる特殊な性格を有していることから、日本語を学ぶカンボジア人の層が、今よりもずっと厚くなってくれることを希望しているのです。
中国のように、漢字というアドバンテージにより、年間何万人ものN1合格者を出しつづけているといわれる国には早々敵うべくもありませんが…。
それでも、日本のプレゼンスがカンボジアで上がり、日本人がプノンペンに増えれば、日本語学習者も増えてくれることは必然です。


ブラックチャイナマンデーの原因となった中国の金融引き締めは、元高を中国自ら引き起こすことになる中国苦渋の選択です。中国は今や、まさに綱渡りの運営に入ったと言わざるをえません。中国人の生活コストが上がり、日本での価格メリットもますます失われ、結果、日本企業の東南アジアへの移転もいっそう加速されることでしょう。
大連のDTP会社さんからも、カンボジア大六を視察しにいらしたいとの打診を受けております。


昨日は日韓スワップの破棄も日韓両国政府からおのおの公式発表され、日本の東南アジア傾倒の方向性がいっそうはっきりした日でありました。
安倍首相がまた東南アジア歴訪を検討している由ですが、今度はぜひカンボジアにも立ち寄ってもらいたいと熱望しております。

http://www.scmp.com/business/money/markets-investing/article/1268231/black-monday-shanghai-china-shares-plunge-over-cash