大朗報! 振替休日の規定が廃止

2014年の祝日を定めた政令では、これまで毎年付記されていた振替休日の規定が削除されているそうです。
銀行が月曜もあくことは大変便利です。
政府機関も同様ですね。
工場等でも、これまで振替休日規定を遵守していたとすれば、この廃止により、単純に年に5日程度、使い勝手を考えれば少なくも年10日程度の増産効果が見込めますので、年間生産を4パーセント以上押し上げると考えられ、とりわけ薄利の縫製業界などでは利益向上に多大な貢献が期待されます。
カンボジアの祝日はただでさえ世界トップレベルに多いことに加え、中華正月などの非公式な休みにも休暇をとる者が多く、さらにこの振替休日規定の存在によりカンボジアの生産性はいちじるしく阻害されている現状があります。労働関連法令も労働者側にかなり有利な内容となっているため、けっきょく、これらを正直に守っていてはカンボジア進出のメリットはないとばかりに違法操業を行う工場は多く、かえってモラルハザードをひきおこしているといえます。さまざまな決まりを現実的なものに直す、これはその第一歩の動きととらえて歓迎したいとおもいます。

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