ラオスのダム情報開示拒否姿勢を環境・水資源委員長が批判

国民議会の環境・水資源委員会のモック=マレート委員長(元環境相)は、ラオスメコン川主流に独断で着工を強行しようとしている、カンボジア国境から上流へ1 km足らずのドーン=サホン ダムについて、これまでラオスに対し、同ダムが環境と住民に与える影響に関する情報の開示を求めてきましたが、ことごとく拒否されてきたことを明かし、非常に憂慮していると述べました。
またベトナム大使館のチャン=ヴァン=トン報道官は、ラオスはダムの建設を発表する前に影響アセスメントを公開するべきであったと非難するとともに、着工前にメコン川委員会で討議を行うことが非常に緊急な課題であるとの考えを示しました。
着工されれば生態系と流域数千万人の生計に大きな影響を与えることは必至で、環境NGOも憂慮を示しています。

http://www.cambodiadaily.com/news/officials-criticize-laos-over-don-sahong-dam-44888/