韓国で出稼ぎカンボジア女性らに人糞まいた韓国人夫婦を訴え、パスポート取り上げ、賃金未払いも

韓国のピョンテク雇用労働庁・ピョンテク雇用センターに今月22日、出稼ぎカンボジア人女性2人が、出稼ぎ先の農家夫婦がパスポート・外国人登録証などを取り上げ、暴言を吐くなど、出入国管理法・刑法・労働基準法などに違反したとして訴え出ました。
女性2人は今年6月10日から韓国のキョンギ道の農家で出稼ぎしていましたが、今月までの3ヶ月間で支払われた給与はわずか180万ウォン程度(約1,674ドル)で、家賃名目で金額を削られたうえ、7月分の給料70万ウォン(約651ドル)も満額支給されていないといいます。
また8月30日午後には、2人がいる宿舎の床に農家の妻がシャベルで人糞をまいて「お前たちはクソと全く同じだ」と罵ったとしています。
2人は今月18日に、外国人労働者支援団体「地球人の駅」の運営する避難所に助けを求め、この人糞を携帯電話で撮影した写真を示したことから、今回の訴えにつながったものです。
「地球人の駅」のキム=イチャン代表は「外国人労働者にとって韓国の農家は、搾取にあっても我慢しなければならない所」と話しています。

http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=102&oid=023&aid=0002583134