ガソリンの要らない太陽電池トゥクトゥクがお目見えへ

太陽電池で走るトゥクトゥク「ソーラートゥク」が来年3月にもカンボジアにお目見えする見通しです。
オーストラリア企業であるスター8が、地元パートナーとともに、プノンペン都ダンカオ区に工場を建設しています。
トゥクトゥク運転手などを代表するIndependent Democracy of Informal Economy Association (IDIEA)のVorn Pao代表によれば、現在プノンペンにはおよそ8千台、シエムリアプにはおよそ5千台のトゥクトゥクがあり、新車価格はバイクと客車合わせておよそ2千ドルとなっています。あるトゥクトゥク運転手によると、売上の2割が燃料費となっているそうです。
「ソーラートゥク」は、バイクと客車が分かれていない一体型となっており、太陽電池を屋根に乗せ、バッテリ2個を備えています。価格は廉価型で2,000オーストラリアドル(約1,880米ドル)、高級型で3,000オーストラリアドル(約2,820米ドル)となる見通しです。
車輌が既存のトゥクトゥクに比べて安いわけではありませんので、ランニングコストで元を取れるのか、カンボジアの道路状況でちゃんと走れるのか、などがトゥクトゥク運転手らの関心の焦点となっています。

http://www.phnompenhpost.com/business/%E2%80%98solartuk%E2%80%99-coming-march