フン=セン首相とソーム=レアンシー救国党党首がともに王・王母帰国出迎えで今日プノンペン空港へ、両者同座は2008年以来
王室顧問団のOum Daravuth顧問は、王と王母が半年に一度の定期健康診断を終えて北京から今日16時にプノンペン空港に到着予定と発表するとともに、その帰国の空港での出迎えにフン=セン首相が参加すると答えました。
また同顧問は、ソーム=レアンシー救国党党首とヘーン=ソムリン国民議会議長もこれに参加すると述べました。
人民党のチアム=イアプ議員は、フン=セン首相はふつう王の見送りと出迎えに参加すると話しましたが、今日は参加するのかどうかは知らないと答えました。
フン=セン首相とソーム=レアンシー党首との同座が今日実現すれば、2008年の国民議会選挙直後、ソーム=レアンシー氏が今と同様に国民議会をボイコットすると言っていた時に、王の空港見送りに2人が参加して以来となります。この時フン=セン首相は、今と同様に、野党が国民議会をボイコットすればその議席は他党へ分け与えられることになる、とソーム=レアンシー氏に伝えたといわれています。
ソーム=レアンシー党首は昨日10日、王を出迎えに行くと述べるとともに、「他に誰が行くかは私には関係のないことだ」と語っています。
