あいかわらず愛国的な『バンコク週報』
http://www.bangkokshuho.com/news.aspx?articleid=9334
例によって、表現が中立的でないと感じる部分に下線。
タイ・カンボジア国境で銃撃戦
軍関係筋によれば、東北部サケオ県の国境地帯で1月24日午前9時半ごろ、パトロール中のタイ軍レンジャー12人がカンボジア兵の発砲を受け、これに応戦した。世界遺産プレアビヒア近くで起きた銃撃戦は10分ほど続いたが、死傷者はいなかったという。
同筋は、「待ち伏せしていたカンボジア兵が先に発砲してきた」としているが、カンボジア側は、「タイ側の発砲に対し応戦した」と、タイ軍に責任があると声高に批判している。
なお、タクシン支持を鮮明にしているカンボジアは、タクシン派と結託してアピシット政権への揺さぶりを強めるべく、国境未画定区域の領有権争いでさらに挑発的な姿勢に出る可能性が高いとのことだ。
例によって「最後の一段落で言いたいこと言い逃げ」作戦ですが、「とのことだ」のソースがありません…。
しかし、カンボジア側の主張も併記している点は良いです。タイソースでこれを書いていないところも多いですので。この件はおそらく、各種報道を総合するに、
- いつもいつもカンボジア人が国境係争地帯で伐採してて、タイ軍としてはウザいなーと思っていた。たまに殺したりしていた。
- 今日もなんか人影が見える。威嚇射撃してやれ!
- やべっあれカンボジアの一般人じゃなくて軍じゃん。わわっ応戦してきた。
- 砲撃合戦
という流れだったんではないかと推測します。