日本でベトナム語を習います(5日間)

 ベトナムへ出向する案件があり、その前提として日本でベトナム語の講習を受けてほしいと言われた。
 在日ベトナム人がいて自由に話せるとかだったらいいけど、一斉講義形式で今さらXin chaoからだったら辛い。
 しかももしかして先生がバッキーだったりして、私のドンタップ訛りをいちいち矯正されたりしたら死ねる。


 妻と冗談で話した。5日しかないってことは…
・1日目はXin chaoとToi ten la〜だろう
・2日目はMot hai ba ... muoiだろう
・3日目はDu maとMat lich suとVo giengだろう
・4日目はAnh thuong emとEm yeu tienだろう
・5日目はEm bao nhieu tien、もといbao nhieu tuoiだろう
これでベトナム赴任は完璧だぜHAHAHA!!!


 この会話にはむしろ妻の母がノリノリで入ってきた。妻母はカンボジアベトナムに占領されてた時代、学校の第二外国語ベトナム語が必修だった時代の人だ。
 さらにいえば、妻の祖母はベトナム語がペラペラである。結婚前に妻と3人でサイゴン行ったときも、私を見かねて途中から道聞くのを引き受けてくれた。


 カンボジア人は母語クメール語についても同様で、世代が下るほど退化する。祖父は先日書いたようにお経の本がスラスラ音読できる。祖母もものすごい達筆だが、妻母はクメールルージュ直撃世代のためかちょっと怪しげだ。妻はそれでも高校出たのでマシなほうらしい。
 妻のイトコは30人ぐらいいるが、妻ともう一人うちに住んでる女子高生以外は、全員微妙に文盲(なぜか変換できない)だという。